みぞおちが痛む原因は、みぞおちには、腹部の全体の痛みを表現する神経が集中しています。もちろん、胃や十二指腸の病気で痛むことも
ありますが、胆石の痛みや膵臓の痛みもみぞおちが痛みますし、虫垂炎(いわゆる「もう腸」)の初期もみぞおちが痛みます。さらに、
心筋梗塞の時の心臓の痛みもみぞおちが痛むことがよくあります。
最近関心を持たれるようになった、機能性胃腸症や過敏性腸症候群の症状(上腹部不快感や便秘、下痢などの消化管の運動機能の異常による症状)も、
みぞおちの痛みとして感じる場合があり、みぞおちの痛みというだけでは、胃や十二指腸の病気とは限らないことが多いといえます。
悪性腫瘍の場合、ある程度進行した状態で症状が出ることが多く、とにかく症状を感じたら早めに医師に相談してください。
最近では、内視鏡検査も受ける方にとって比較的楽に行える工夫もされており、超音波検査も手技や画像解析の進歩でかなりの疾患について
診断がつくようになっています。さらに、当院のように必要であればCT検査などもその場でできる医療機関も増えていますので、
早めに診断を受けることをおすすめします。